地域の人たちに確かな信頼と安心を与えることのできる医療機関であり続ける 松若医院です。

当院の診療内容と特色

私が松若医院を継承した2006年頃は、中高年者に対するメタボ（メタボリック症候群）対策が町医者にとっての重要な責務になりつつありました。その重要性は今も変わりませんが、高齢化社会の到来とともに町医者としての色々な新たな課題が出てきています。
私はその中でも非常に大切なものが、フレイル（虚弱）対策であると考えています。
フレイルとは高齢化や入院等を契機にして、身体、精神面で介護が必要な一歩手前に陥った虚弱な状態を言います。この時期に適切な対処を行えば健康な高齢者に戻れる可能性が高いです。
　
フレイルでなくても、高齢化社会ではメタボ対策とは異なる対処が必要になります。
その代表が食生活です。メタボ対策と全く正反対ともいえる、「もっと食べる！」指導も必要とされており、栄養士の指導も活用して　しっかり食べる　に着目していきます。

メタボでもフレイルでも運動は非常に重要な対策ですが、フレイルに対してはたくさん歩いて消費カロリーを稼ぐのでなくて、筋力低下予防の運動、心臓や肺の機能を若返らせる運動の指導が必要になる場合が多いです。。

高齢者に対するフレイル予防対策をいろいろと工夫して、高齢化社会における町医者として地域の皆様のお役に立ちたいと考えています。

---